My sweet, hard life

無職・フリーターの未経験者に学んで欲しい、たったひとつのこと。

2017.08.05

15年無職フリーターを育成してきて見えてきた傾向

起業直後から一貫して、無職・フリーター を採用してきました。その間、

「無職フリーターをエンジニアに育成しようとする会社はほぼ失敗してるけど、フロイデは大丈夫なの?」

と、もーほんと何人もの人に心配していただきました。

まあ、確かに「成功してる」とは言いがたい状態ではあります。あんたもよう知っとろうもん。でも回らないこともありません。そもそも弊社の元無職フリーター達は、「怠け者」はほとんどいません。学歴も劣ってないです(吉谷比)。むしろ普通より真面目で素直な変にギラギラしてない、いい奴が多いです。

ですが、確かにひとつ、弊社の社員の傾向として、気になることがありました。

課題を「解決する」こと、課題に「向きあう」こと

責任感がないわけではないんです。ただ、目の前の課題が「成長のヒント」ではなく、単にやっかいな自分や仲間を困らせ不快にする要素としてだけとらえて処理する人が多い印象はありました。これだと、ブレイクスルーが起きづらく、成長スピードが遅くなり、似たような人としか仕事ができなくなります。

特に弊社には、そんな課題を責任感からか、全部自分で抱えこむ社員が多いです。なので私は、少なくとも一緒に仕事をした社員に対しては、「課題を自分ごとと捉え、全力で向き合う」ように「強めに指導」しました。

この「強めに指導」をやると、もうね、社員から蛇蝎のごとく嫌われますw それでも続けていると、みんな、何かをきっかけにして、だんだん課題と向き合えるようになってくれました。そこまでいけば、ほっといてもやっていけるようになります。

子どもができて、自分は社員の母親ではないと気づいた

しかし、3年くらい前から、もうその「吉谷が強めに指導する方法」は使えないと痛感しました。そのきっかけは、私に子どもができたことでした。そのタイミングでやっと、私にとって社員は「子どものような存在」だったということに気がついたのです。

子どもには、幸せになって貰わないと困ります。だから私は、心おきなく自信を持って"強めに指導"することができたわけです。

今でも、「幸せになって貰わないと困る」という想いに変わりはありません。でも、"社員は私の子どもではない"ことに気づいたからには、今まで通りのやり方では、いずれ破綻します。

この頃から、私は、社員の母親ではなく社長として、社員を愛し、彼らが幸せになる方法を模索しはじめました。

 

繰り返し挑戦し、その結果と向き合う機会を用意する

そして色々な、本当にいろいろな、全方位的に迷惑をかけ失望させても諦めずに試行錯誤を繰り返した末、今、私は、未経験者研修の後半で行うOJT研修で、地元福岡のスタートアップの方々が提供されているサービスの開発支援をアジャイル(スクラム)で行う「スタートアップ支援のOJT」に、たどり着こうとしています。

"今、切実に夢を叶えたいお客様のために、仲間のために、自分のために、今、自分にできることはなんだろう?"

課題に向き合うためには"寄りどころ"が必要です。月並みですが、それは「チーム(仲間)」だと私は思っています。仲間と相談し、挑戦し、課題にぶつかり、振り返り、反省し、また仲間と相談しながら策を練り直し、挑戦し…

受講生がこれを繰り返すことで、仲間と助け合いながら、自分の意志で人生を必死に切り開いていく力を身につけてくれることで、彼らや彼らの仲間やその周りの様々な人が幸せにな「仕組み」をつくること。

それが、母親ではない、社長としての私の役目だと信じています。

課題に向き合う日々は、悪くない

ここまでの私のやり方を見て「それにしてもここまで辿りつくまでに、もっとましなやり方があっただろう」と言わると「その通り」としか言いようがなく、それは全て私の資質(ヒューマンスキル・教養・人脈・資金・経験)などの圧倒的な不足が原因です。全方位的にお詫びいたします。

ただ、それでも私には、フロイデに仕事を依頼してくださるお客様への「感謝」と社員への「愛情」という、揺るぎない2本の軸がありました。ちなみに私の中では、感謝と愛情は、どちらも同じものでできています。

私にとってビジネスは、全てこの「感謝」と「愛情」が起点と軸になります。それに対していろいろな人を巻き込みながら試行錯誤した結果は、「お金」という指標で表れます。「お金」はもうねー、身も蓋なく正直です。私はそこから「課題」を導きだして受け止め、自分と向き合い続けることを繰り返してきました。

「育児は育自」といいますが、もし私が昔よりちょっとでも成長しているとすれば、社員をよりどころとして「課題」に向き合い続けることができたからでしょう。そしてそのプロセスである”課題に向き合う日々”自体も、振り返ってみると、大変だけれど味があって悪くなかったなと思います。

10月から、また、天神で、未経験者向け技術者研修が始まります。興味のある企業様はお気軽にお問い合わせください。宣伝でした。