My sweet, hard life

土日でわかるPythonプログラミング教室

2017.09.12

「土日でわかるPythonプログラミング教室」出版によせて

いま、いたるところで、ITエンジニア不足が叫ばれています。

小学校ではITエンジニアが義務化され、様々な場面でITエンジニアの育成が行われています。
そのような社会のニーズの後押しのなか、年齢・性別・学歴・人種・国籍ではなくスキルで評価されるITエンジニアを目指す未経験者は、いまも後を絶ちません。

反面、フェアであればあるほど、今まで以上にエンジニアには、メタスキルと数学や情報工学の素養が求められるようになっています。
特に技術の進化とコモディティ化のスピードはすさまじく、AIやコードの自動生成やクラウド及び様々な技術のオープンソース化に伴い、時代の潮流についていけないエンジニアは淘汰されるとも言われています。

このような潮流への漠然とした不安は、今からITエンジニアを目指そうとしている人はもちろん、今現場にいるITエンジニアも少なからず感じているのではないでしょうか。

彼らの感じている「不安」はおそらく真実です。
今後“コーディングしかできない“エンジニアは、TensorFlowライブラリを設計・実装するようなスキルを持った人達か、新興国の外貨獲得の手段として国策で育てられた人達で占められるようになるでしょう。

それでは、そうではないITエンジニアはどこに向かっていけばいいのでしょうか?

私は、わたしなりに導き出した答えを、この本に詰め込みました。

この本には、Pythonだけではなく、Web、Docker、MeCab、マルコフ連鎖といったAIを使ったサービスを作るときに予想される様々な技術が使われています。
とにかく一度、この本の通りにプログラムを動かしてみてください。

そして、この技術が、どの現場で使われたらどんな人が幸せになるか、考えてみてください。

これからは、そんな想像力を働かせて、「現場」と「最新IT技術」をつなげることができるエンジニアが必要になります。

もしこの本を読んで、そんなエンジニアを目指す人が1人でも産まれたら、こんなに幸せなことはありません。

 

フロイデ株式会社 吉谷愛