My sweet, hard life

フロイデ30期を振り返って

2016.06.30

今日で、フロイデの30期が終了しました。

30期は、はじめてまともにフロイデがつくった3カ年事業計画(えっ?)の、最後の期でした。ちなみにこの3か年の目標は「ラボ型契約で自社内開発が出来る会社になる」でした。それは「達成した」といって差し支えないと思っています。

いやー、それにしても30期が始まった時に、まさかフロイデが小倉fabbitの中にオフィスを構えるなんて想像もしなかったのですが、素敵なご縁のおかげで、今、私は素晴らしく居心地のいいfabbitライブラリスペースでこのブログを書いています。
※途中で消えちゃったので結局自宅で入力しました(><)。

1年後は、きっと想像した以上に騒がしい未来が私を待っているのでしょう。それを思うと心の底からワクワクします

ただその前に、せっかくの区切りの時期なので、今期あった

  • ラッキーだったこと
  • 失敗したこと

これらをそれぞれ3点ずつ書き出して、この1年を振り返ってみようと思います

 

今期の「ラッキーだったこと」3つ

1.めっちゃ居心地の良いオフィスに好条件で移転できたこと。しかも2拠点!

もうこれ、本当に今期のビッグトピックはこれに尽きます。

まずは天神本社オフィス。今回グルーヴノーツの佐々木久美子会長からお声をかけていただけなければ、資金的にもセンス的にもこんな素敵なオフィスには弊社では永遠に入れなかったでしょう。入居当日は、とても5年経過して業者清掃が入ってないなんて信じられないくらい綺麗な状態のオフィスに、完全に打ちのめされました。グルーヴノーツの社員さん達がどれだけこのオフィスを大切にしてきたか、このオフィスを創った人がどんなに心を込めて手がけたか…。知らなかったとはいえ、”清掃業者をこちらから入れたほうがいいか?”なんて、失礼なことを言った自分が恥ずかしいです。
そして入居。ぶっちゃけ入居前は”家賃が高すぎる””背伸びしすぎだ””社長の自己満足””通勤時間が15分延びて退職者が出るかも”等、社内からチラホラ反対意見が出てきてたのですが、今、私は一点の後悔もありません!

 

そして今私がいる小倉オフィス。ここへの入居はハナハナワークスの女神若林さんと西村さんからのご縁でつないでいただき実現しました。私が最初にfabbitに別件で来て、使われていなかったデジハリ北九州のスペースを見
「もったいない!うちに貸してくれたらいいのに!」
と冗談で言ったことが、あれよあれよと実現しました。いやー、どんなに厚かましいことも、とりあえず口に出してみるもんです。

そして実際移ってみて、ここの快適さに私はすっかり虜になっています!

また、コワーキングスペースという場所柄、何人もの思いもかけない方と再会したり、弊社エンジニアが他社の方と接する機会ができたりなど、良い要素がたくさんありました。

2.派遣事業を停止できたこと

実は派遣という就業スタイル、私は肯定派です。実は正社員時代、コミュ障気味の私は職場の人間関係に悩むことが多々ありました。その点派遣だと「職場人間関係のリセット」が定期的に発生し、”新規まき直し”が出来ます。私に限って言うと、派遣の”リセット”の度に人間関係や仕事のやり方を振り返ってPDCAを回すことで、少しずつ社会人としてのスキルや自信をつけていくことが出来ました。

ただ、ソフトウェアハウスの経営者の立場でいうと、利益が薄く自社にノウハウが蓄積されず何より社員の定着率が極端に下がる客先常駐スタイルは、正直しんどいです。とはいえ焦って一括請負の割合を増やすのは危険です。それを無理にやって大変なことになった会社を何社も見てきました。

そのような中、弊社はとても良い形で、派遣主体から脱却できました。

※現在でもまだ2名、派遣常駐契約継続中の社員がいますが、年内には終了予定です。一般派遣免許は持っていますが、切り出し前提の短期常駐もしくは東京ブリッジSE以外は原則契約をしないようにしています。

3.社員数が50人を超えたこと

未経験者をエンジニアにしたいという想いはありますが、従業員数をことさらに増やしたいという想いはありませんでした。でも、50人を超えたことで見えるようになった景色は確かにありました。

いやー、起業ってほんと面白いですね。

今期の「失敗したこと」3つ

1.ン百万円出資した会社の社長が、半年で辞任したこと

この件、ほんとうにごく親しい人にしか話していないことなのですが…。この辞任した社長はフロイデの元社員でした。本人の社長をやってみたいという意向は直接間接含め何度も確認しましたし、私自身「ゆくゆくは彼をフロイデの取締役に」という腹積もりもありました。なので私なりにお膳立てはしたつもりだったのですが、フロイデ以外に有望な顧客を獲得できないまま、半年で資本金は底をつきました。それでも何とか頑張ってもらおうと私以外の出資者の紹介も申し出たのですが、結局、彼は半年で辞任を選びました

で、当然の帰結としてこの会社の社長は私がやることになり、いろいろな人の力を借りて、一応溶かした出資金分を取り戻すくらいまでは立て直しましたが…しんどかったです…。

この件で思ったのは

  • 権限と責任は常にセットにして、少しずつそれを大きくしていかないと人は責任に耐えられない
  • 経営者を選ぶ時は、慎重にならないといけない

ということです。

よくいろんな方から「フロイデは、他に経営者をつくらないのか」といわれますが、ここで不適切な人選を行うと、ステークホルダー全員不幸になります。辞任した社長も相当辛かったと思います。私は社内の経営者を増やす方法は、社内から育成するでも外部から招聘するでもどちらでもよいと考えています。が、私が本当に「この人なら」と思える人間性と実績を持ち、何より「1000人の無職フリーターをエンジニアにする」という私のミッションに共感してくれる人でないとフロイデの経営者は難しいと、この件で痛感しました。

そして、いつかそんな素晴らしい経営者から運命を共にしていいと思ってもらえるように、これからも自分自身と会社を何度も振り返りながらブラッシュアップし続けていこうと決意しました。

2.創業当時から一緒にやってきた社員が退職したこと

今まで何人も社員が退職しましたが、彼の退職は今でも尾を引いています。

10年前の彼は、技術習得に非常に熱心な社員でした。スタートアップなフロイデを技術面でリードしてくれたのは勿論、良い顧客を獲得する時のエースになってくれたり、私の際限ない愚痴や悩みを一生懸命聞いてくれたりしました。優しい彼が選んだ転職先は誰でも知っている一流メーカーでしたが、最後も

フロイデがあったからここに入れた、感謝している

と私にいってくれました。そんな彼が”ここにいたい”と思うステージが今のフロイデにはないということに、私は何よりも打ちのめされました。

”次に行く会社でどんな技術を使っているかは知らない、正直技術は何でもいいと思っている”
これは、彼の送別会で、ほんの10年前「通勤時間が長くても、その間電車で技術書が読めるからいい」といった彼の口から出てきた言葉です。

人は変わります。そのことに罪はありません。

今期、私はフロイデに小さな保守運用チームを作りました。そこを私は「エンジニアとして仕事はバリバリにできる、けれど、技術を追求するエネルギーが一時的に枯渇した人やすこし歩みを止めたい人」が輝ける場所にしたいと考えています。まだ最終形態は見えません。でも必ず成功させます。

3.降格者を出したこと

今回降格したのは、確かに弱い部分はあるけれど、誰にも負けない突出したものをたくさん持っているエンジニアです。彼らがこの会社にいてくれることは私の誇りです。ただ、彼らの弱い部分を私がキャッチアップ及びフォローができず、結果、お客様や他の社員に迷惑をかける状態が頻発しました。

失敗を許容する会社でありたい」これは私の持論です。ただ、実務レベルでそのしりぬぐいをするのは、私ではなく他の社員です。疲弊しきった彼らを見て、本当にギリギリのタイミングで、私は苦渋の決断をすることになりました。

今回の決断が正しかったのかどうかは時間がたたないとわかりません。ただ
”もっと彼らに寄り添って彼らの目線で丁寧な言葉で話し伝えないといけない”
という想いと、人生の折り返し地点をすぎて時間の有限感を知ってしまった今だから湧き上がる
”ミッションに向けてわき目もふらずに走りぬけたい”
という欲望は、これからも私の中でコンフリクトを起こして、私を息苦しくする気がします。

 

総括

とにかく30期は急激に様々なことが進みました。まあ全体としては、売上利益従業員数過去最大となり、総じて会社は良い方向い進んでいると思います。

課題はたくさんありますが、今一番大きな不安は、今期の会社の変革をほぼ全て私主導で決断してきたため、今後、私の発言(というか私の存在自体)が社内でハレーションを引き起こす要因になるのではないか、ということです。

この状況を無視せずかつ立ち止まらず解決するためには、過去にとらわれず会社の中に入ってみんなをつなぎ、一緒にミッション達成に向かって進んでくれる新しい「仲間」が必要です。

よって、一緒にフロイデで頑張ってくれる仲間を、私は大々的に募集したいと思っています!

興味がある方はこちらから

楽しい仲間達が貴方を待っています。

経験者はもちろん、未経験者も大募集中!
3か月間しっかり研修を行ってから、自社内の開発チームに参画する形をとるので、誰かがサポートしてくれる環境がフロイデにはあります。

ちなみにここにうつっている3人も、フロイデに入社するまえは全員無職フリーターでした。
あなたならきっと大丈夫、ぜひ、フロイデにへの入社をご検討ください。

 

うまくまとまった!