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Startup Weekend 北九州に参加してきました!

2017.07.03

「スタートアップ体験イベント」に参加した際の体験談です。by レイ

Startup Weekendとは??

スタートアップウィークエンド(SW)とは、あたらしいなにかをつくりだす「スタートアップ体験イベント」です。週末だけであなたは、アイディアをカタチにするための方法論を学び、スタートアップをリアルに経験することができます。(引用)

SWは金曜日の夜から日曜日の54時間という限られた時間の中で、自分のビジネスアイディアを参加者に発表し、仲間を探し、小さくてもいいから形にする、最終的にそのアイディアを審査していただけるイベントです。

実際にどのようなことをするのか??

 

1日目(金曜日)

 18:00 ~  夕飯を食べながら参加者とざっくばらんな懇親会

大学生から、税理士、商店街会長、起業家支援の方、大学教授、高専生、大阪や東京からはるばる来た人、様々なバックグラウンドを持つ参加者がいました。それぞれのおおまかな得意分野の指標としてHustler・Hacker・Designerに分けられたネームカードを首から下げます。

あだ名で呼び合うことによってフラットに歓談できる雰囲気でした。

 

19:45~ 投資家が考えた起業家育成ゲーム

事前に色々な単語を出します。「海」「虫」「筑前煮」「宗教」.etc..

その中から1分間5~7人の即席チームで相談して2つのカードを選びます。

選んだカードに対して、事業企画を1つ立て3分間の*ピッチをします。

・そこにどんな課題があるのか?

・どう解決するのか?

・なぜ私たちがそれを解決するのか?

・私たちはあなたたちに何を求めるのか?

 

私たちのチームは「宗教」・「虫(BUG)」から宗教問題(BUG)を解決するコンサルティングサービスの事業を提案しました。

#ピッチ:投資家へのプレゼンテーション

 

20:30~ アイディア発表のピッチ

いよいよピッチの時間がやってきました!!

それぞれが考えたビジネスアイディアを1分間で、紙や小道具のみを使って参加者の前でピッチを行います。

今回のピッチでは下記のようなビジネス提案が20件ほど提案されました。


- Deep Learninを使う、バーテンダーロボット
「小沢さん」を作りたい。

-「食と健康を支えたい」
 夕飯のメニューを考えたり、買い物に必要なものを教えてくれるロボットを作りたい。

-「バーコードで私物の管理」
 オタクの本棚の整理を助けるために、私物をバーコードで管理して、スマホの中にマイライブラリを作るサービスを作りたい。

- 配送をシェアリングエコノミ―するシステムを作りたい。

- 一般人が飲み会とか誕生日会に、消えていく芸人を呼ぶ事で、消えていく芸人に仕事を与えるサービスを作る。


 

もちろん私もピッチを行いました!

- 旅人向けのSNSアプリ
旅をより濃厚なものにするための、マップ機能を使った近距離SNS・写真ログ記録サービスを作りたい。

そのために、アプリのUIを作るDesignerとマネタリングの計画を立てるHustlerをピッチで募集しました。

 

ピッチをすれば、自分のビジネス案でチームを組めるわけではありません。

ピッチによって投資家・参加者の心を動かしたビジネス案のみが実際にプロジェクトとして動き出すことになります。

約20件の案の中から参加者の投票によって、7案に絞られます。

喜ばしいことに、私の旅人向けSNSアプリは7案の中に生き残ることができました!

 

21:00~ファーストミーティング

私の案に賛同して頂いた、6人の様々なバックグラウンドを持つメンバーで初めてのミーティングを行いました。再度、私のビジネス案を詳しく説明し、連絡先を交換してこの日は閑散しました。

 

2日目(土曜日)

9:00~ プロジェクト始動!! そして迷走。。

ある程度の事業企画やアプリの機能は事前に練っていたので、金曜日の解散後に事業企画資料をチームメンバーへ展開しました。

資料の内容を今一度説明し、ブレインストーミングを行いました。

・サッカーのイベントに向かう人(旅人?)用に、より特化したアプリの方がよい

・事業企画資料ままでは収益確保が難しい

・既存サービスとの差別化はどうするか

・GPSを使うマップ機能の搭載はスマホのバッテリーを大きく消費する

など様々な問題が浮かび上がりました。

 

(頭の中・・・)

写真ログ機能は搭載できそうだけど、近距離SNSはむずかしそう。。。。

別の機能を入れるべきではないのか?

さらなるアイディアはないか?

新技術を取り入れることを検討してみては?

やはり広告を入れないと、収益化は難しいのではないか?

 

さらに、Startup Weekend では現役で活躍していらっしゃる起業家さんからコーチングを受けることができます。

頭の中も整理できていない

自分がやりたかったことに対して疑心暗鬼になっている

チームの中でのコールがぶれ始めている。

 

そのような状況の中でコーチに対して、旅人向けのSNSアプリの元々練りこまれていた良さや面白さ、企画に対するパッションを伝えきれず、このコーティングが私に大きなダメージを与えることになりました。

「イノベーションがない」

「ただのその他SNSの機能の寄せ集めである」

 

完璧に心が砕け、頭が真っ白になりました。

その後も様々な意見や課題が飛び交う中で、なにも決定的なものが決まらず、自らの意見を二転三転してしまいました。

何も進まない、アイディアももう出てこない、CEOの意見は変わる、チームの雰囲気もピリピリしているという最悪な状況に落ち入りました。

 

21:00~ 初心に戻る

行き詰まった状態で、もう一度原点に戻りたい、全てを初期化したいと思うようになりました。

チームメンバーに対して、私のビジネスアイディアに賛同し、チームになろうと思ったのはなぜか?を問いかけました。

(この時点で、自分以外の人間は全て敵だ!というくらいには滅入ってました。。。)

 

「一番初めのピッチで話していた旅人向けのSNSアプリの案が素晴らしかったから。」

 

この言葉をメンバーから言って貰えて、本当に安心しました。

もう一度、初めに戻ろう。1日目に出した事業計画資料を見直そう。

もう一度、新しい気持ちで、当初私が企画していた旅人向けのSNSアプリを自分に言い聞かすように、メンバーに向けて説明しました。

 

すると、当初案にとても面白い機能やサービス、収益化のヒントが詰まっていました。

クリアするべき課題は

・GPSを多用することによるバッテリー消費問題

・そもそもGPSをオンにしているユーザーは少ない

・初期ユーザーの獲得方法

その三点であり、サービスとしての課題はそれらを解決するだけであったことが明確になりました。

 

結果的には1日丸々を無駄にしてしまうという形にはなりましたが、一度企画の全てを壊し再構築する、その中で培ったノウハウが当初のサービスをより濃厚に改善していきました。

 

3日目(日曜日)

00:00~ 締め切りギリギリの漫画家のよう

私の立場はCEO且つ、Hackerであったため旅人向けのSNSアプリのプロトタイプを作らなければなりませんでした。土曜日の深夜からDesignerと徹夜でファミレスにこもり、なんとか街頭インタビューに使えるレベルのアプリを作り上げました。

 

9:00~ Action!!

SWには大事な理念があります。

「No Talk, All Action」

2日目を振り変えれば、議論してばかりで何も行動を起こしていないなと思いました。

 

メンバーに仕事を割り振り、最後を追い上げをかけました。

・街頭インタビュー

・SNSを使ってのアンケート調査

・アプリデザインの修正

・事業企画、マネタリングの整理

・17:00からの最終発表に向け、プレゼンテーション練習

時間も残り限られた中、チームで一致団結し調査・改善を行いました。

 

結局16:59分までアプリの調整やプレゼン資料まとめに時間がかかり、発表の練習が十分に行えないまま、17:00になりました。

 

最終発表

私のチームは先頭バッターとしてプレゼンテーションを行いました。

やはり、他の発表練習までしっかりと行えたチームと比べて、不十分なものとなり、サービスとしての魅力をうまく伝えることがでませんでした。

他のチームも紆余曲折あったそうですが、それなりにアイディアをかたちに作り上げていました。

Startup Weekend 3日間を通して学んだこと

CEOは本当に大変だなと感じました。

普段の業務では味わうことのできないディープな緊張感、自分よりはるかに優秀な人より決定権を持つ重み、意思決定・判断の難しさ、そのどれもが貴重な資産になっていると思います。

 

また、CEOの判断・意見が変わってしまえば、その組織が振り回されることになります。


旅人のSNSアプリ 

バックパッカー向けの最新ネットワークシステムを利用したセカンドパスポートデバイスとログ記録アプリ

旅人のSNSアプリ(先ずは食に特化)


大きく分けると、このように大きく変化しながら、最終的にはチームメンバーのお陰様で大変満足のいくサービスとなりました。

 

また、たとえ5~7人のチーム・組織であっても熱意を持って主体的に参加する人、参加するだけの人、チームに不満を持つ人、技術のみで参加する人、様々な要因によって組織は運営されるものなのだなと感じました。

 

アプリ自体もプロトタイプは出来上がり、収益を得る仕組みも確固たるものが作られたので、あとはアプリの作り上げと、仮説検証のみだと思っています。

 

私もフロイデに入社し、未経験からプログラマーとなり、あと3ヶ月ほどで1年になるので、この旅人のSNSアプリをアプリエンジニアとして必ず完成させたいと思います。

 

もし、あなたも自分のアイディアを形にしたい、アイディアがなくても自分の技術を新しいビジネスに活かしてみたい、とにかく何かしたい!という思いがあるのであれば、是非Startup Weekendに参加してみて下さい!!特にプログラミングができる方はHackerとして重宝されるはずです!